小児科ってどう選ぶ?
みなさん、子どもの小児科って
どういう基準で選んでますか?
家から近いから?
園医だから?
誰かがいいと言っていたから?
みんな理由は様々ですよね。
私の個人的な意見になるのですが
子どものアトピーに関して
病院を色々受診した経験から
その症状に対する専門医であることも必須ですが
それより何より
”そのDr.を信頼(考え方が一致)出来るかどうか”
これもかなり大事になってくると感じています。
アトピー息子の受診歴
うちの子どもの受診歴は
どこに行けばいいか分からず
何かあれば相談出来るかなと
元職場に連れて行ったり(内科で働いていた)
この辺ではいいと言われる皮膚科や、
ちょっと怖い女医の小児科に行ったり
アレルギーや薬をОーリングという方法で見る病院や
自然療法のホメオパシーを扱うところ、
近くだからというだけでいったところ。
ここ数年は1~2か所で落ち着いてますが
本当に色々通ったなあーと懐かしい気持ちです。
各病院で色々思うところはありましたが、
”脱ステ(脱ステロイド)”や”リバウンド“
この言葉はアトピー持ちの方には
1度は聞いたことがある言葉かなと思うのですが
この言葉を使って話をしただけで
リバウンドなんて言葉はない。
ステロイドを使わない治療をご希望なら
うちの方針と合いません。
今日は診療代いりませんのでお帰りください。
と帰された病院もあり、
このときは泣きました。
(実際リバウンドという言葉は
無いわけではないと思います。)
別に悪気があっていったわけでもないのに
なんでそんなに言われなければいけないの?
その時はそういう風に思っていました。
今思えば私の勉強不足もあったなと感じます。
“脱ステ”の話はまた後日お話しようと思いますが
でも実際、ステロイドを使わない治療というのは
なかなか認められることが少なく、
私のように、断られて帰されるという病院も
あるということも認識しておかないといけません。
じゃあどうやって選ぶのか
風邪や流行り病ならどこの病院でも
大丈夫かもしれませんが、
それ以外の専門性を有する症状の場合。
その病院は何の治療を得意としているのか。
これを調べることが出来るのであれば
そうした方がよいと感じます。
ただ、調べても表記されてなくて分からなかったり
その診療項目が記載されてなくても
診てくれる病院もあるのも確か。
そういう時はネットの口コミより
周りの“人”の口コミを頼りに
行ってみるというのもありです!
今、うちの子どもがかかりつけにしている病院は
私の母の職場の方から教えていただいた
漢方薬をメインで処方される病院。
ステロイドを使いたくないという気持ちにも
寄り添っていただけたし
あんまりひどくなりすぎて
手が付けれなくなったときは
すぐ知っている専門の先生を紹介してくれました。
そんなの当たり前じゃん!と思うかもしれませんが
それをしてくれない病院もあるんです…。
なので今かかりつけにしている病院は
どんな相談でも寄り添って話を聞いて
答えてくれるので本当に信頼しています。
小児科選びと鍼灸院選びの共通点
ここまできて鍼灸師が何を語ってるんだ!
って話なんですが(笑)
”寄り添って話を聞いてくれるから信頼している“
というのは
私たち鍼灸師にも言えることだなと思っていて。
自分の体、健康を預ける身として
信頼していない鍼灸師に鍼を刺されるのって
怖いと思いませんか?
私だったら、信頼のおける鍼灸師に鍼を刺されたいし
色々話をしたり相談したくなります。
そして鍼灸院って色んな症状の方がいらっしゃるので
そのネットワークからどこのクリニックがいい
などの情報共有が出来る。
鍼灸だけですべてを解決できればいいですが
病院受診と併用することで
格段に症状が改善するケースもあるので
やっぱり病院も知っておかなければ
いけないなと感じます。
なかなか病院も鍼灸院も選ぶのは難しいですが、
とりあえずまずは調べて行ってみる。
そしてそこのDr.や鍼灸師が信頼できるかどうか見極める。
もし自分と違う意見だったとしても
そのDr.や鍼灸師がなぜそう思うのか
きちんと説明してくれて
その説明で自分が納得できるかどうか。
これを基準に探してみるというのも
いいかもしれませんね。
私もそんな信頼される鍼灸師になれるよう
精進したいと思います。
みずた ゆい
※この記事はnoteの記事をこちらのブログに再掲したものです。
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