子どもとママをもっと元気で笑顔にしたい!小児はりに対する私の想い

小児はり

こんにちは☺
佐賀の鍼灸師、みずたゆいです♪

2023年11月3日(金)
佐賀の結婚式場でもお馴染み“ゼニス”にて
1103(いいお産)プロジェクトによる
10th anniversary マルシェに
小児はりで出店させていただくことになりました~!!

前々からマルシェとか出てみたいなーと
なんとなく思っていたんですが
今回、1103プロジェクトリーダーの
今村友香さんとご縁ありまして、
参加させていただくことになりました。

そのことをきっかけに、
なぜ私が小児はりをするようになったのか、
どんな思いがあって小児はりをしているのか、
お話しするいい機会だと思って
noteに書き残すことにしました^^

ちょっとお付き合いくださいね。

そもそも小児はりとは

小児はりは、江戸時代から続く日本独自の治療法で
“はり”と名前はつくものの、
基本的には、刺さない鍼を使って
擦ったり、トントンしたりして
とても気持ちのいい刺激の治療です。

小児はりの適応年齢は0~12歳と言われていますが
刺さない鍼を使って中高生や大人にも
治療をしたりすることもあります。

治療効果としては、夜泣き、疳の虫、
風邪をひきやすい、喘息、アトピー性皮膚炎、
便秘、夜尿症、チック、吃音、
自律神経症状など
様々な症状に効果を発揮します。

私の小児はりコレクション。これ以外にも色々種類がある。

小児はりは誰でも出来る?

基本的には、鍼灸師の資格を持った人や
お医者さんは施術可能です。

でも鍼灸師だから
みんながみんな小児はりの施術をしているか
と聞かれればそうでもなくて、
実は鍼灸の学校によっても
小児はりの授業があったりなかったりするし、
ただ適当に刺激をしているのではなく、
皮膚の状態を見たり、
その上で治療の刺激の量を決めたりするので
しっかり学んだ方が施術されているという感じです。

私と小児はりの出会い

私は小児はり…というより先に
「スキンタッチ」に出会いました。

「スキンタッチ」とは、小児はりを簡素化し
ご自宅で行うことが出来る健康法です。

私が通っていた専門学校には
鍼灸師の資格を取るために通う科と
資格を取った後に通う臨床研修科という科があって、
授業で小児はりがあった記憶はないですが
(あってたらごめんなさい。笑)
確か私が鍼灸学生の3年の時に
臨床研修科の方たちが「スキンタッチ」について
発表されているのを見たことがありました。

割と簡単に出来そうだしいいなー。
くらいにしかその当時は思っていませんでした。

スキンタッチは、スプーンや歯ブラシ、ドライヤーを使います。

なぜ小児はりをするようになったのか

専門学校卒業後、私は佐賀市内の内科の中の
リハビリテーション科に勤務しました。

その内科には、小児科もあったので
子育て中のママさんも来てるだろうし
小児はりとかすればいいのにもったいないな
と小児はりの知識もなかった私ですが
漠然とそんなことを考えながら過ごしていました。

そんなこんなできっかけが訪れます。

妊娠です。

妊娠して子どもが生まれたことで
私の小児はりの意識はかなり変わりました。

子どもがいる。
それだけでも小児はりをするきっかけには
充分なり得るのですが
うちの子どもはアレルギーもたくさんあったし
乳児湿疹もアトピーに移行して
かなりひどい状態でした。

こんな感じで顔や身体中でした。

なのでなんとか治したい!
その一心で最初は知り合いの鍼灸師さんから
この場所をしてたらいいよと軽く教えて
いただいたところから、
出産で内科を退職していたので
次にお仕事させていただいたのが
今勤務してるところなのですが
そこが小児はり施術を行っていたので
必然的に小児はりをすることになりました。

ただ一応小児はりも子どもに続けてはいましたが
圧倒的にまだ知識量が足りてない!
もっとしっかり小児はりの結果を出したい!と思い
小児はりコミュニティーに入ったり
大師流小児はりという流派の門を叩いたことで
また大きく私の小児はりは変わりました。

小児はりに対する私の想い

うちの子どもはアトピーもひどかったし
アレルギーも多数あったし、喘息になったり
チック症状が出たこともあるし
成長ホルモン分泌不全性低身長症まであります。

こんな経験をしてる私だからこそ
同じような症状で苦しむ子どものために
小児はりをしたい…!

確かにその気持ちもめちゃくちゃあります。

ただ、それだけじゃなくて
小児はりはお母さんの味方になる
心から感じているのでやりたい!
という気持ちが最近はとても強いです。

私自身、子どもを産んで仕事復帰したけど
風邪やお熱で呼び出されて
仕事を休まなければならないということもあったし、
もちろんアトピーはひどくて
夜かゆみで何回も子どもに起こされて寝不足もあったし
そして極めつけは、
水曜にお熱呼び出し→〇〇ウィルス
翌週復活して登園→水曜お熱呼び出し→〇〇ウィルス
また翌週復活→水曜お熱呼び出し→おたふくかぜ
…という感じで1か月近くまともに仕事に行けない(泣)

こういう申し訳なさ過ぎて押しつぶされそうな気持ち
というのも経験してきました。

そういった経験もあったので
小児はりを本気で学びだし、
子どもに施術して…とやっていると
段々と風邪をひきにくくなり
周りから強くなったね!と言われるほどに。

アトピーや喘息は、時間がかかりましたが
チックや吃音症状などは、
割とすぐに症状が落ち着いたりしました。

元気でいてくれる子どもを目の当たりにすると
こちらも元気も出るし、
仕事を迷惑かけて休まなくていいと思えるだけで
こちらの気持ちの余裕も全然違う!
と感じました。

小さい子だから頻繁に体調不良になるのは
仕方がないかもしれない。

ただそれが、体調不良になりにくくなったり
風邪などひいたとしてもすぐに治りやすいし
夜中に起こされることが減って朝まで寝れるって
お母さんたちにとってめちゃくちゃ
プラスなんじゃないかって思うんです。

お母さんの笑顔は家族の笑顔^^

子どものための治療でもありながら
実はお母さんのことも助けられるのが
小児はりだなと思いながら
日々施術をしています。

私の小児はりの今後

小児はり界隈で有名な先生方と比べれば
私なんてまだまだではありますが
そんな先生たちに近づくためにも
大師流小児はりという流派の
九州スタッフになりました。

人に教えたりサポートしながら自分も学び、
私のもとに小児はりに来た子たち、ママたちを
もっと元気に笑顔にする!

これが今後の目標かなと思います。

ちょっと長くなりましたが
(ちょっとどころではなかった 笑)
こんな想いを持って小児はりをしています^^

11/3のマルシェは、私の出店以外にも
かなりたくさんの素敵なお店が出ています。

スペシャルゲストの講演も
『お産が変える働き方』というテーマで
福岡の春日助産院の信友先生が
お話してくださるということで
めちゃくちゃアツいマルシェとなっております!

マルシェ出店と小児はりも受けていただいて
しっかり楽しんでいただけたらと思います(^^)/

それでは
みなさまと11/3にお会いできることを
楽しみにしています♪

 

みずたゆい

 

※この記事はnoteの記事をこちらのブログに再掲したものです。

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