こんにちは。佐賀市大和町、鍼灸院PAUME(ポーム)院長みずたゆいです。
先日、友人であり逆子の妊婦さんが施術を受けに来てくれたのですが、2回の治療で見事逆子が戻りました!
- 検診で逆子と言われた!
- 逆子体操してもなかなか戻らない。
- 帝王切開になる前に出来ることをしておきたい。
と、逆子で悩む妊婦さんに鍼灸という選択肢もあるんだよとお伝えしたいので、ブログにしていこうと思います。
そもそも逆子とは?
通常、妊娠後期には、赤ちゃんの頭が骨盤の下の方(恥骨あたり)にあって、赤ちゃんのおしりや足がお母さんのお腹の上の方に位置します。これが「頭位」と呼ばれる正常な向きです。
では、逆子の場合はどうでしょうか?
赤ちゃんの頭がお母さんのお腹の上の方にあったり(骨盤位)、お腹の中で横向きになっている状態(横位)とされています。
妊娠初期や中期では、お母さんのお腹の中を自由に動き回っていますが、28週ぐらいになると頭が下向きの“頭位”で安定するのが一般的。
しかし、28週を過ぎても頭位で安定しない場合、赤ちゃんが上や横を向いている状態のまま出産となると、分娩時間がかなり長くなったり、母子ともに危険になるため、医師から逆子を告げられ、逆子体操などをするよう指導されることが多いのです。
病院で指導される一般的な逆子の対処法とは
逆子と言われた時の対処法としては基本的に2つあります。
①逆子体操
これはかなりよく聞く対処法だと思うのですが、胸膝位(きょうしつい)という四つん這いになりおしりを突き出す体位を15分ほど行うものや、

仰臥位(ぎょうがい)と言われる、仰向けに寝た際におしりが高くなるように、おしりの下に枕などを入れ10分ほど行うものなどがあるようです。

しかし、明確な有効性は示されていないことや、体操の際の母体への体の負担なども考慮し、指導されないこともあるようです。
②外回転術
逆子体操と違い、有効性は示されているものの、
- 常位胎盤早期剥離
- 臍帯圧迫
- 胎盤血種形成
- 母児間輸血症候群
などの合併症のリスクが伴うことや、100%の確率ではないことから、リスクを考えて外回転術を実施しない医師も多いそうです。

逆子に鍼灸がどうアプローチするのか
鍼灸で逆子といえば、『至陰』というツボへのお灸が有名ですが、そこだけに施術するというわけではなく、その妊婦さんの体の状態を東洋医学的にみて、その体質により施術に使うツボを考えます。
今回は代表的な3タイプをご紹介します。
①気血両虚タイプ
気や血が不足しがちな体質なところに妊娠することで、より一層気と血を消耗して、回転する力が低下して逆子になるタイプ。
このタイプの人が良く出る症状は
- いつも疲れやすく、体力がない
- 顔色が青白く、めまいや立ちくらみがある
- 貧血気味で、爪が割れやすい・髪がパサつく
気血両虚タイプの人におすすめなセルフケアは
②気滞タイプ
ストレスや緊張で気の流れが滞ると、お腹の筋肉がこわばり赤ちゃんが動きにくくなり逆子になるタイプ。
このタイプの人が良く出る症状は
- ため息が多く、ストレスを感じやすい
- イライラしやすく、お腹が張りやすい
- 胸がつかえる感じがある、便秘がち
気滞タイプの人におすすめのセルフケアは
③脾虚タイプ
「脾」は食べたものをエネルギーに変える力を持つが、これが弱ると血の巡りが悪くなり、お腹が冷えやすくなる。そして冷えることで子宮が硬くなり、赤ちゃんが回転しづらくなるタイプ。
このタイプの人が出やすい症状は
- 食後にすぐ眠くなる、胃もたれしやすい
- 足がむくみやすく、冷えが強い
- 肥満傾向(筋肉のしまりのない肥満)
脾虚タイプの人のおすすめセルフケアは
この他にもタイプはありますが、代表的な3タイプをご紹介しました。
当院では、その方の体質に合わせたツボを使って施術し、セルフケアとしてその方に合うツボをお伝えして、ご自宅でもお灸をしてもらいます。
今回改善した逆子の方の改善例
3人目妊娠中の妊婦さん。
妊娠28週くらいのころに、検診にて逆子を指摘され逆子体操を真面目にやるもなかなか改善しなかったことから、当院を受診。(妊娠32週)
脈や問診などから、気血両虚タイプと判断し横向きにて刺さない鍼での背中の施術と、足へのせんねん灸施術と至陰のツボにひねるタイプのお灸を行いました。
週2回の治療が理想的でしたが、都合上週1回の治療間隔で行いました。
その間、ご自宅でもせんねん灸でのセルフケアを行っていただきました。
鍼灸施術2回目の際、前回よりお腹の張りが少なかったことと、施術後脈の変化もあり、もしかしたら…と思ったら、翌日の検診にて逆子の戻りが確認されたとご連絡いただきました!

逆子の治療の流れと通うタイミング
施術の流れはこのような感じです。
- まず妊娠の経過や普段の体調などをおうかがいします。
- お腹がきつくならない体勢をとっていただき、脈をみます。
- 最初に聞いたお話と、脈の結果からその方の体質を判断し、横向きになっていただき施術していきます。
- 最後に脈を確認し、次回来院までにご自宅でやっていただくお灸のツボをお伝えします。
理想としては、週2回施術していくのがベストですが、その方のベストな通院頻度もお伝えします。
逆子治療は、妊娠28週~32週がベストとは言われていますが、32週以降の方でも改善例はあります。
なので、32週以降だから逆子の鍼灸治療が出来ないと諦めず、1度ご相談されてみてくださいね。
逆子でお悩みの妊婦さんへ
逆子の鍼灸治療をご希望の場合は、逆子と分かった時点で出来るだけ早く来ていただいた方が、逆子改善率が上がります。
ただ、お伝えしておきたいことは、
このようなこともございます。
しかし、逆子が戻ろうが戻るまいが、鍼灸治療を受けておくことは、出産や出産後に耐えうる体を作る上でもおすすめです。
鍼灸施術を受けるためには、まずは一度検診先の産婦人科にご相談されてくださいね。
お腹が大きく運転が出来ないなどの場合は、出張施術も行うことが出来ます。
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